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ショート・カクテル

アペロール・クラシック|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( アペロール・レモンジュース・シュガーシロップ )

「 アペロール・クラシック 」とは、オレンジ、ハーブ類やスパイス類を使ったリキュール「 アペロール 」を使ったクラシックスタイルのカクテルです。甘味と苦味、そしてオレンジとハーブのリキュールであるアペロールをベースに、柑橘系酸味のレモンジュース、甘味のシュガーシロップを混ぜ合わせたレシピで、アペロールの苦味とレモンジュース酸味が香りと爽やかさを出し、その苦みと酸味をシュガーシロップの甘味がバランスよく整えている三位一体のカクテルです。

メキシカン|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( テキーラ・パインジュース )

アガヴェの独特な風味とフルーティーで甘味のあるパイナップルジュースを混ぜ合わせ、ザクロのシロップ( グレナデンシロップ )をアクセントに加えたレシピで、テキーラのクセをパイナップルジュースのトロピカル感が和らげ、アクセントのグレナデンシロップが飲みやすさを後押ししているところが印象的です。 ショートカクテルでありながらロングドリンクのような飲みやすさがあります。 ただアルコール度数はそれなりにありますので、味わいながらゆっくりと飲みましょう。

アンティール|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ラム・デュボネ )

今回紹介した「 アンティール Antilles 」とは、アメリカの南に位置するカリブ海に無数にある島々( 諸島 )の名前です。 おそらくカリブ海の国々で製造されているラム酒の存在からこの名前が付いたのではないかと思います。カクテル自体は、サトウキビを原料に使ったラムをベースに、赤ワインにキナの皮を漬け込んでつくられた

ポルノスター・マティーニ|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ウォッカ・パッションフルーツリキュール・ライムジュース・スパークリングワイン )

バニラの香りと、ウォッカ特有のクリアさが特徴のバニラ・ウォッカ、パッションフルーツのトロピカル風な香りとフルーティーな甘味が合わさったパッションフルーツ・リキュール、柑橘系酸味のライムジュース、フルーツのピューレ、そしてシャンパンを少量カクテルとは別に提供するという変わったスタイルのカクテルです。 トロピカルでフルーティーかつウォッカの飲みごたえがあるカクテルで、シャンパンと交互に飲むことで、口の中でトロピカル風味と爽やかで上品な香りが広がる他にはない風味を味わうことができる一品です。

サウスサイド|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ドライジン・レモンジュース・ミントの葉 )

同じジンベース「 ギムレット 」にミントの葉を追加したようなカクテルです。 ジュニパーベリーを原料につくり出し、辛味とスピリッツの飲みごたえが特徴のドライ・ジンをベースに、柑橘系酸味のレモンジュースを混ぜ、シュガーシロップの少しの甘味とミントの爽やかな香りを加えたレシピで、口当たりは爽やかでミントの香りが印象深く、酸味が効きながら飲みごたえもしっかりと感じられるカクテルです。

ビーズ・ニーズ|カクテルレシピ・作り方・特徴・誕生を解説( ドライジン・オレンジジュース・レモンジュース・ハチミツ )

ビーズ・ニーズはアメリカ禁酒法時代に誕生しました、質の悪いお酒を美味しく飲めて、見た目もジュースのような色合いから、多くの人に飲まれるようになったカクテルです。ドライ・ジンの辛味とスピリッツの飲みごたえに蜂蜜の甘味、オレンジジュースのフルーティーな甘味、レモンジュースの柑橘系酸味を加えたレシピで、少しトロリとした口当たりに、甘酸っぱく飲みやすいカクテルでありながら飲みごたえもしっかりとあるまさにアメリカ禁酒法時代生まれの一品です。

焼酎サイドカー( 酎サイドカー )|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( 焼酎・ホワイトキュラソー・レモンジュース )

今回紹介した焼酎サイドカーの「 サイドカー 」とは、ブランデーベースの代表的存在であるカクテルサイドカーのことで、ブランデーを焼酎に変えたバリエーションカクテルです。焼酎の口当たりとクセをベースに、オレンジの果皮をつかってつくり出した甘味のあるホワイトキュラソー、柑橘系酸味のレモンジュースを加えたレシピで、本家サイドカーの芳醇さはなくとも、サッパリと爽やかな風味と、焼酎のクセが味わいの深さに加え飲みやすさまで兼ね備えた一品です。

シャンパン・カクテル|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( シャンパン・ブランデー )

現在世界中で飲まれているこのカクテルの定着した理由は、世界中に影響を与えた1942年の恋愛ドラマ映画「 カサブランカ 」がキッカケで、「 君の瞳に乾杯 」と言うセリフの大元はこの映画です。 そしてその名セリフの時に飲んでいたカクテルがまさに今回紹介した「 シャンパン・カクテル 」なのです。シャンパンの爽やかさに角砂糖の甘味を加え、コニャックとアンゴスチュラビターズをアクセントにしたレシピで、シャンパンの香りとビターの苦味が奥深い風味をつくり、徐々に溶けていく角砂糖が飲むたびに甘味を増やしていくカクテルです。

コープスリバイバー No.1|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ブランデー・カルヴァドス・スイートベルモット )

「 コープス・リバイバー No.1 」は1920年頃にホテル・リッツ・パリバーテンダー「 フランク・メイヤー 」氏が考案しました。 そのまま訳すると「 死者を蘇らせるもの 」という意味を持ち、お酒では迎え酒( リバイバー・Reviver )の意味としてこの名前が付いたのではないかと思われます。全ての材料がお酒でできているためアルコール度数は高めで、フルーティーさは感じるものの濃厚で甘味が強く、芳醇さが特徴の一品です。

ロブ・ロイ( スコッチ・マンハッタン )|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ウィスキー・スイートベルモット )

「 ロブ・ロイ 」とは18世紀のスコットランドに実在した義賊「 ロバート・ロイ・マグレガー 」通称ロブ・ロイのことです。 貴族相手に毅然と戦ったことから、貴族と戦う庶民の英雄のイメージが定着し、その後いくつか映画化にもされている人物です。マンハッタンのライ・ウィスキーをスコッチ・ウィスキーに変更したレシピで、スコッチ・ウィスキー独自のピート香を感じながら、ハーブの香りとカラメル風の甘味を持スイート・ベルモットを混ぜ合わせ、アクセントとしてアンゴスチュラビターズを加えた甘味とスコッチ・ウィスキーの芳醇さを兼ね備えた一品です。