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ショート・カクテル

雪国|カクテルレシピ・作り方・誕生・特徴を解説( ウォッカ・ホワイトキュラソー・ライムジュース )

今回紹介した「 雪国 」とは、1958年に行われたカクテルコンクールで見事1位を獲得したカクテルで、現在では日本を代表するカクテルとして世界でも飲まれています。幾度もの蒸留を行い、その後濾過するというクリアさと飲みごたえが特徴的なウォッカをベースに、オレンジの果皮をスピリッツに漬けこみ、加糖されたリキュールホワイトキュラソーと、柑橘系酸味のライムジュースを加え、グラスの縁に砂糖を付けたスノースタイルで提供されるレシピで、全体的に中口でありながらもホワイトキュラソーの甘味とライムジュースの酸味のバランスがとても良く、砂糖の甘さが全体にアクセントを加えているカクテルです。

ホワイト・カーゴ|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ドライジン・バニラアイス )

今回紹介した「 ホワイト・カーゴ white cargo 」とは、「 白い貨物 」という意味です。辛口とキレが特徴のドライジンをベースに、バニラアイスを混ぜ合わせた珍しいスイーツ・カクテルで、バニラアイスの濃厚な甘味全体にドライジンの風味が広がっているテイストがとても印象的なカクテルです。 ドライジンのインパクトと香りが、まろやかさと一緒に口の中に広がる大人のスイーツ・カクテルです。

ゴールデン・クローバークラブ|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ドライジン・グレナデンシロップ・卵黄 )

今回紹介した「 ゴールデン・クローバークラブ 」とは、ジンベースの中にある「 クローバークラブ 」から派生したバリエーション・カクテルです。 辛口とキレが特徴のドライジンをベースに、ザクロなどの果実類からつくられたグレナデンシロップの甘味、柑橘系酸味のレモンジュース、そしてコクと卵特有の甘味の卵黄を加えたレシピで、卵黄がドライジンの辛口やキレの角を取り、レモンジュースがアクセントとして全ての材料を繋ぎながら、グレナデンシロップの甘味が包み込んでいる印象です。爽やかさとまろやかさがマッチしていて、口当たりも良いので、食前酒にも向いているカクテルです。

マイラ|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( 赤ワイン・ウォッカ・スイートベルモット )

今回紹介した「 マイラ 」とは、英語圏で女性によく名付けられる名前の事のようですが、どのような経緯で名付けられたのかは不明です。 カクテルは、渋味や酸味がある赤ワインをベースに、ニガヨモギなどのハーブやスパイスをワインに漬け込んで甘味を加えたスイート・ベルモットとクリアさが特徴のウォッカを合わせたレシピで、スイート・ベルモットが赤ワインの渋味を甘味で抑え、クセの無いウォッカが全体の飲みごたえを与えているカクテルです。少しの甘味とハーブとワインのフルーティーな香りが全体のクセを和らげ、スッキリと爽やかに飲みやすくしている一品です。

トランタン|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ブランデー・アマレット・生クリーム・卵黄 )

今回紹介したトランタンとはフランス語で30の意味で、1990年頃から20代後半から30代全般の女性を指す言葉として使われています。カクテルの誕生は、1993年、第18回H.B.A創作カクテルコンペティションのスイート部門で準優勝を飾ったカクテルで、考案者は「 長島 茂敏 」氏です。深い味わいと甘味とコクが、滑らかな口当たりと喉越しを生み、グラスの縁に付いたチョコレートが合わさり、デザートを飲んでいるような感覚にさせてくれる一品です。 まさに30代の大人の女性にピッタリの濃厚なカクテルです。

マイ東京|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ウィスキー・オレンジキュラソー・ライムジュース )

1964年東京オリンピック開催を記念して、サントリーがカクテルコンペティションを開催しました。そのコンペティションで優勝を飾ったカクテルが今回紹介した「 上田 芳明 」氏 考案の「 マイ東京 」です。ウィスキーが飲みごたえを、オレンジキュラソーが甘味と香りを良くし、ライムジュースがそれらをさ爽やかに仕上げ、グラスの縁に付いた砂糖が口の中で全体を引き締めているのが印象的な一品です。飾られたチェリーは、日の丸を現している、まざに日本を代表するカクテルです。

スノーサローノ|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( アマレット・生クリーム )

今回紹介した「 スノーサローノ 」の「 スノー 」は雪のことで、「 サローノ 」とは、イタリア・ロンバルディア州にある人口38,000人ほどの小さな町の名前です。 なのでこのカクテルの名前は「 雪のサローノ町 」ということになります。 アマレットの代表的存在である「 ディサローノ 」の名前はこの地域から由来しているものです。使う材料はアマレットと生クリームのみというシンプルなカクテルで、アーモンドの風味を持った甘く、コクのある種子系リキュールのアマレットを存分に楽しむというコンセプトのカクテルです。甘味を特徴に持った同士の組み合わせではありますが、杏仁豆腐のようなテイストを持っているアマレットと甘味とコクを持つ生クリームの組み合わせが、クリーミーなデザート感覚を味わえ、濃厚ながらも飲みやすい一品です。

フローズン・マルガリータ|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( テキーラ・ホワイトキュラソー・ライムジュース )

テキーラベースの代表的存在の「 マルガリータ 」というカクテルがあり、そのマルガリータとクラッシュ・ド・アイスをブレンドしてフローズン・スタイルにしたカクテルのことです。アガヴェ独特の風味を持つテキーラをベースに、オレンジの果皮を使ってつくられた果実系リキュールのホワイトキュラソーと、柑橘系酸味のライムジュースを合わせ、それらをクラッシュ・ド・アイスと一緒にミキサーでブレンドするレシピで、クラッシュ・ド・アイスの存在が通常のマルガリータよりもスッキリとしたテイストと清涼感があり、氷と一緒にブレンドしているためアルコール度数も低くなっており飲みやすいのが特徴です。

スカイダイビング|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ラム・ブルーキュラソー・レモンジュース )

スカイダイビングとは、航空機で上空へ昇り、航空機から飛び出してパラシュート地上へ落下し、パラシュートなどで着地する競技です。澄み切った青空をイメージし、爽やかな見た目とテイストが素晴らしく、ネーミングの通りの爽やかなrラムベースの定番カクテルです。サトウキビを原料につくられたスピリッツのラムをベースに、鮮やかな青色が印象的で、フルーティーな甘味のブルーキュラソーと柑橘系酸味のレモンジュースを加えたレシピで、甘味と酸味のバランスが良く、爽やかさとあっさりとした飲み口が特徴の一品です。

スイート・マリア|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ウォッカ・アマレット・生クリーム )

クリアさが特徴のウォッカをベースに、アーモンドのような香りを持つアマレットと、なめらかな生クリームを合わせたレシピで、ウォッカは無味無臭に近いベースなので、このカクテルのテイストはアーモンドのような香りを持ち、トロリとした濃い甘味が特徴のアマレットが目立ちます、それになめらかさとコクの生クリームを合わせることで全体的にデザートのような感覚のアーモンドミルクの様な仕上がりになります。 ただデザート感覚というわけではなく、ガツンとくるウォッカのアルコール感ある飲みごたえがあり、大人のデザートとも言えるカクテルです。 ちなみに別名「 ラ・ドルチェマリア 」とも呼ばれているそうです。