ショート・カクテル– category –
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パリジャン|カクテルレシピ・作り方・特徴|ドライジン + ドライベルモット + カシスリキュール
パリジャンは、20世紀初頭にフランスで誕生したとされるクラシックカクテルです。フランスらしいカクテルを求める中で、地元の特産品であるカシスリキュールを使ったものが生まれました。クレーム・ド・カシスの甘さがジンのドライな風味を引き立て、ドライベルモットが全体のバランスを整えています。甘さと酸味が絶妙に絡み合い、飲みやすさと深みを兼ね備えた味わいが特徴です。 -
ワンモアフォアザロード|カクテルレシピ・作り方・特徴|ブランデー + コーヒーリキュール + ミルク + 卵白
カクテル名「 ワンモア・フォア・ザ・ロード One more for the road 」とは、「 帰る前にもう一杯 」や「 もう一回○○をして帰ろう 」といった意味があるらしく、友人などをもう少し付き合わせるときに使ったりする言葉です。ブランデーをベースとした甘口のカクテルです。その名の通り、「 あと一杯だけ 」という意味が込められており、食事の後にゆっくりと味わいたい時にぴったりの一杯です。コーヒーリキュールと牛乳を加えることで、芳醇な香りとまろやかな口当たりが特徴です。 -
ジン アンド イット|カクテルレシピ・作り方・特徴・由来|ドライジン + スイートベルモット
ジン&イットは、ジンが主流のスピリッツとして人気を博していた時代に生まれたシンプルなカクテルです。特に禁酒法時代( 1920~1933年 )のアメリカでは、密造酒の荒々しさを和らげるためにベルモットが使われることが多く、ジン & イットのようなカクテルが好まれました。甘味を感じられるオールド・トム・ジンに、甘味が強めのスイートベルモットとの組み合わせなので、甘口のカクテルだったそうです。そしてこのカクテルは、その後カクテルの王様と呼ばれるマティーニの原型になったカクテルとされています。 -
チャーチル|カクテルレシピ・作り方・特徴・由来|ウイスキー + スイートベルモット + ホワイトキュラソー + レモンジュース
今回紹介したカクテル「 チャーチル 」は、1940年~1945年と1951年~1955年の2度イギリスの首相を務めた元軍人の政治家である「 ウィンストン・チャーチル 」の名前をそのまま使い、敬意を持って考案されたカクテルです。カクテルは自体は、芳醇さとピート香が特徴的なスコッチ・ウィスキーをベースに、ニガヨモギや数十種類ものハーブを白ワインに漬け込み熟成や着色などで甘味を出したスイート・ベルモット、オレンジの果皮をスピリッツに漬けこんだホワイトキュラソー、柑橘系酸味のライムジュースを合わせたレシピで、スコッチ・ウィスキーの爽やかな香りに、甘味と酸味が合わさっており、ウィスキーとベルモットの香りとバランスの取れた甘味と酸味が上品な味わいが印象的なカクテルです。 -
オレンジブルーム|カクテルレシピ・作り方・特徴|ドライジン + ホワイトキュラソー + スイートベルモット
その名の通り、オレンジを使ったホワイトキュラソーを使っていることからその名前が付いたのではないかと思われます。スイートベルモットとホワイトキュラソーの甘味が飲み口を良くしており、ドライジンが飲みごたえとサッパリさを加えているカクテルです。 -
シェカラート|カクテルレシピ・作り方・特徴|カンパリ
カクテルというのは奥深さがあり、親近感や自由さもあり、そして幅広さもあるものだと思います。 今回紹介したカクテルは材料がカンパリのみという異色のカクテルです。カンパリとはキャラウェイ、コリアンダー、カルダモン、オレンジなどを使って造られたビター & ハーブ系のリキュールで、独特の香りと苦味を持っているのが特徴です。そのカンパリは好き嫌いが分かれてしまうテイストをしていますが、好きになった方は、揃って「 クセになる苦味 」を感じ愛飲しています。カンパリを飲んだ事のない方や、カンパリ好きだけどシェカラートを飲んだ事が無い方などは一度カンパリを存分に味わえるこのカクテルをご賞味ください。 -
ギブソン|カクテルレシピ・作り方・特徴・由来|ドライジン + ドライベルモット
1900年代の前半に活躍したイラストレーターの「 チャールズ・ダナ・ギブソン 」の名前から付いたと言われています。ギブソンは、クラシックでエレガントなジンベースのカクテルです。その独特のカクテルオニオンのガーニッシュが他のカクテルと一線を画し、ジンとドライ・ベルモットの絶妙なバランスが魅力です。クラシックカクテルの一つとして、ぜひ一度試してみてください。 -
チョコレート マルガリータ|カクテルレシピ・作り方・特徴|テキーラ + チョコレートリキュール + オレンジキュラソー + レモンジュース
今回紹介したチョコレートマルガリータとは、テキーラを世界4大スピリッツに押し上げる要因となった、テキーラベースの顔的存在のカクテル「 マルガリータ 」から派生したバリエーションカクテルです。オレンジとチョコレートという相性の良い材料がデザートのような風味が生み、そこにベースとしてテキーラが合わさり、甘味の中に複雑で奥深いテイストが生まれています。 レモンジュースの酸っぱさが甘味を抑え、飲みやすくなっているのも特徴のひとつです。 -
キス イン ザ ダーク|カクテルレシピ・作り方・特徴|ドライジン + ドライベルモット + チェリーブランデー
キス・イン・ザ・ダークの味わいは、濃厚でありながらもバランスが取れていて、甘さ、酸味、そしてハーブの風味が心地よく混ざり合っています。チェリーブランデーのフルーティーな甘さが口に広がる一方、ジンが全体を引き締め、ベルモットが洗練された後味を与えます。 -
上 海|カクテルレシピ・作り方・特徴|ラム + アニゼット + レモンジュース
今回紹介した「 上海 」とは中国の5大都市や3大都市に必ず入る都市上海を由来とするカクテルです。サトウキビからつくられるスピリッツのホワイトラムをベースに、アニスの香りと甘味が特徴のリキュール、アニゼットと、柑橘系酸味のレモンジュースを合わせ、ザクロのシロップ( グレナデンシロップ )をアクセントに加えたレシピで、全体的にアニゼットの風味が強く感じられ、東洋のエキゾチックな雰囲気を演出しているそうで、爽やかながらも酸味やハーブ香を感じられる一品です。 -
カンパリネット|カクテルレシピ・作り方・特徴|ドライジン + カンパリ + スイートベルモット
キレがあるドライ感が特徴のドライジンをベースに、クセになる苦味を持つリキュールのカンパリと、ニガヨモギを中心に何十種類ものハーブやスパイスを白ワインに漬け込み、甘味を加えてつくられたスイート・ベルモットを合わせたレシピで、ネーミングはイタリアを代表するビター&ハーブ系リキュールの「 カンパリ 」が前面に出てはいますが、ベースのお酒はジンになります。 -
サーフライダー|カクテルレシピ・作り方・特徴|ウォッカ + スイートベルモット
他のスピリッツに比べて多い蒸留回数と特殊な濾過方法で、クリアさとガツンとくるアルコール感があるウォッカをベースに、ニガヨモギを中心としたハーブ類やスパイスを何十種類も用い、ワインに漬け込み甘味を加えたスイートベルモットを合わせ、ザクロのシロップ( グレナデンシロップ )と柑橘系酸味のレモンジュースをアクセントに加えたレシピです。ウォッカの飲みごたえ、爽やかながらハーブの香りと少しの甘味と複雑さを感じられる一品です。 アクセントのレモンジュースの酸味が全ての材料を整えているのが印象的なカクテルです。