お酒から選ぶ レシピ– category –
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お酒から選ぶ レシピ
マリンスノー|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ブルーキュラソー・カルピス・ソーダ・ビール )
「 マリンスノー 」とは、1952年に北海道大学の潜水艇で海中の調査を行っていたところ、海中の無数の浮遊物質がライトの光に照らされ、まるで海中に雪が降っているように見えたことから、この現象をマリンスノーと呼ぶようになりました。カクテルはというと、カルピスとブルーキュラソーの甘味を感じながら、ビールの苦味をソーダが抑えながらもビールの香りと飲みごたえを感じれます。とっても飲みやすく、ビールが苦手な方でも美味しく飲むことができる一品です。 -
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チャーリー・チャップリン|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( スロージン・アプリコットリキュール・レモンジュース )
今回紹介した「 チャーリー・チャップリン 」とは、1900年代前半に活躍した喜劇王こと「 チャールズ・スペンサー・チャップリン 」の名前をそのまま名付けたカクテルです。サッパリとした甘味と杏の香りが感じられるアプリコット・リキュールと、甘酸っぱさが特徴のすももをジンに漬け込んで加糖をしたスロージン、柑橘系酸味のレモンジュースを加えたレシピで、酸味が強めではありますが、アプリコットとスロージンの甘味が飲みやすく爽やかなカクテルにしています。全体的には酸味が目立ちますが、甘い香りのする酸味なので何杯も飲めてしまうテイストをしています。 -
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ホット・カンパリ|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( カンパリ・レモンジュース・ミネラルウォーター )
イタリアを代表するハーブ & ビター系リキュールのカンパリをホットで飲むスタイルです。「 クセになる苦味 」が最大の特徴で、結構好き嫌いが分かれる場合がありますが、このホット・カンパリにはレモンジュースの柑橘系酸味を入れ、温めたミネラルウォーター( お湯 )で割るので、飲みやすく万人受けできるテイストになっています。酸味と苦味とハーブの香りを温かいスタイルで、冬の寒い日にお試しください。 -
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パーフェクト・マティーニ( ミディアム・マティーニ )|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ドライジン・ドライベルモット・スイートベルモット )
通常マティーニはドライジンとドライベルモットの組み合わせですが、そこにスイート・ベルモットを加えたカクテルで、別名「 ミディアム・マティーニ 」とも呼ばれています。キレと辛口のドライジンをベースに、ニガヨモギなど何十種類ものハーブを白ワインに漬け込んだフレーバー・ド・ワインである辛口のドライベルモットとカラメルなどの甘味が追加されているスイート・ベルモットを加えたレシピで、口当たりは軽く、まろやかさも微かに感じられます。ベルモットの風味とドライジンのキレが印象的で、複雑なテイストになっているカクテルです。 -
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ポムポム|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ドライベルモット・ドライジン )
今回紹介した「 ポムポム 」の意味を調べたところ明確な答えは見つかりませんでした。 ただポムポムで調べると、サンリオキャラクターのポムポムプリン、イギリス軍が採用した「 ポンポン砲 」ことヴィッカース QF2対空砲、フランスのリンゴケーキが出てきました。カクテルの特徴は、キレと辛口のドライジンと、ニガヨモギなどの何十種類ものハーブを白ワインに漬け込んでつくられたドライ・ベルモットを合わせたレシピで、全体的には辛口さとハーブ香が目立ち、飲みごたえもしっかりとある印象です。 -
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グリューワイン|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( 赤ワイン )
今回紹介した「 グリューワイン 」とは赤ワインを温めて飲むカクテルのことです。 ただ温めるだけではなく、シナモンやクローブといったスパイス系やオレンジなどの果実類を赤ワインと一緒に温めるのが通例です。グリューワインという名前はドイツ語で、日本語にすると「 ホットワイン 」になります。 古くからドイツで飲まれていて、クリスマスで飲まれることが多いようです。冬の寒い時期に、お好みのスパイスや果実類を入れてお楽しみください。 -
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ニエベ・メヒカーナ|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( コーヒーリキュール・ミルク・クリーム )
「 ニエベ・メヒカーナ 」をそのまま訳すると「 メキシコの雪 」という意味になります。「 ニエベ・メヒカーナ 」をそのまま訳すると「 メキシコの雪 」という意味になります。 おそらくメキシコ産のコーヒー・リキュールをベースに使い、ミルクとクリームをハードシェークすることで、雪が積もったような様に見えることから、そういう名前になったのではないかと思われます。カクテルの特徴は、甘味が強くはありますが、甘ったるいほどではなく、口当たりも滑らかでふわふわの泡と濃厚な甘味が飲みやすいコーヒー・ミルクのようなテイストをしています。 -
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パリジャン|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ドライジン・ドライベルモット・カシスリキュール )
今回紹介した「 パリジャン 」というネーミングは、「 パリの人 」または「 パリっ子 」などの意味で、主に男性に対して使われる言葉です。辛口でキレのあるドライジンをベースに、ニガヨモギなど何十種類ものハーブを白ワインに漬け込んだドライ・ベルモット( 別名フレンチ・ベルモット )と甘酸っぱさが魅力的なクレーム・ド・カシスを合わせたレシピで、ドライでキレのあるテイストに、ベリーの甘酸っぱさが加わり、万人受けする飲みやすさになっています。赤の色合いとその香りと風味が、フランスらしさを醸し出している一品です。 -
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ワンモア・フォア・ザ・ロード|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ブランデー・コーヒーリキュール・ミルク・卵白 )
カクテル名「 ワンモア・フォア・ザ・ロード One more for the road 」とは、「 帰る前にもう一杯 」や「 もう一回○○をして帰ろう 」といった意味があるらしく、友人などをもう少し付き合わせるときに使ったりする言葉です。豊かで芳醇な香りのブランデーをベースに、コーヒーの香りと甘味が特徴のコーヒーリキュール、コクとまろやかさのミルクと卵白を合わせたレシピで、甘味が強いように思われますが、口当たりが良く、甘さ控えめなカクテルです。 全体的にはブランデーとコーヒーの香りとまろやかさが強調されていて、名前の通り最後の一杯におすすめできる一品です。 -
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フレンチコネクション|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( コニャック・アマレット )
「 フレンチコネクション 」とは、1930年~1970年まで実在した麻薬の密売ルートのことです。この一連の出来事を1971年に映画が製作され大ヒットします( 後に続編となる第二作目も公開されています )そしてこの映画をモチーフにつくられたのが今回紹介したカクテル「 フレンチコネクション 」で、同じギャング関連のカクテル「 ゴッドファーザー 」のバリエーション・カクテルとして考案されました。芳醇で豊かな香りと、アマレットの甘味と香りが合わさり、わずかな酸味と甘味が上品で優雅なカクテルに仕上げている大人のカクテルです。 -
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ルビー・カシス|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( カシスリキュール・ドライベルモット・トニックウォーター )
ネーミングの通りこのカクテルの見た目がルビーのような色合いをしていることからこの名前が付いたとされています。ベースのお酒はベリー特有の甘酸っぱさと濃い甘味が特徴のクレーム・ド・カシスを使い、ニガヨモギなど何十種類ものハーブを白ワインに漬け込んで製造されたドライ・ベルモットを合わせ、キニーネ( キナの樹皮を精製した成分 )を使い程よい苦味をもった炭酸飲料のトニックウォーターで割ったレシピで、ドライ・ベルモットがクレーム・ド・カシスの甘味を丁度良く抑え、スッキリとした味わいを生んでいます。 またトニックウォーターの微かな苦味が爽やかさとスッキリさの中にパンチを効かせ、飲みごたえを追加しているので、ゴクゴクの飲めてしまうカクテルです。 -
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ジン & イット( ジンアンドイット )|カクテルレシピ・作り方・特徴・由来を解説( ドライジン・スイートベルモット )
今回紹介した「 ジン & イット 」のイットとは、英語の「 It 」ではなく「 イタリアン 」の略だそうで、スイート・ベルモットを製造しているブランド「 マルティーニ 」が自社の製品を売り込むために考案されたカクテルだとも言われています。このカクテルは、カクテルの王様と呼ばれるマティーニの原型になったカクテルとされています。現在はレシピの分量は変わっていませんが、甘味があるオールド・トム・ジンではなく、辛口とキレのドライジンが使われていることが多く、甘味が抑えられています。ドライジンの香りとキレ、スイート・ベルモットのハーブ香と甘味が特徴的なカクテルです。