お酒から選ぶ レシピ– category –
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パーフェクトマティーニ( ミディアムマティーニ )|カクテルレシピ・作り方・特徴|ドライジン + ドライベルモット + スイートベルモット
「 パーフェクトマティーニ 」とは、ジンベースの代表的存在で別名「 カクテルの王様 」と呼ばれる「 マティーニ 」から派生したバリエーション・カクテルです。通常マティーニはドライジンとドライベルモットの組み合わせですが、そこにスイートベルモットを加えたカクテルで、辛口のマティーニに甘味のある材料を加えたことで、別名「 ミディアムマティーニ 」とも呼ばれています。 -
ポムポム|カクテルレシピ・作り方・特徴|ドライベルモット + ドライジン
対空砲「 ポンポン砲 」がなぜこのカクテルのネーミングになったかはわかりませんが、イギリスと言えばジンが連想され、ジンベースの「 フレンチ75 」のように名付けたのかもしれません。カクテルの特徴は、キレと辛口のドライジンと、ニガヨモギを中心に何十種類ものハーブを白ワインに漬け込んでつくられたドライベルモットを合わせたレシピで、全体的には辛口さとハーブ香が目立ち、飲みごたえもしっかりとある印象です。 -
グリューワイン|カクテルレシピ・作り方・特徴|ホット赤ワインカクテル
グリューワイン Glühweinは、ドイツ語で「 輝くワイン 」という意味を持つ冬の定番ホットカクテルです。その起源は古代ローマ時代にさかのぼり、寒い季節に体を温めるためにスパイスとワインを組み合わせたのが始まりです。カクテルは赤ワインのフルーティーな酸味と甘さが広がり、スパイスの豊かな風味が後から追いかけてきます。オレンジやレモンの柑橘系の爽やかさがバランスを取り、まろやかで心地よい後味を楽しむことができます。 -
ニエベメヒカーナ|カクテルレシピ・作り方・特徴|コーヒーリキュール + ミルク + クリーム
カクテル名「 ニエベメヒカーナ 」をそのまま訳すると「 メキシコの雪 」という意味になります。 おそらくメキシコ産のコーヒー・リキュールをベースに使い、ミルクとクリームをハードシェークすることで、雪が積もったような様に見えることから、そういう名前になったのではないかと思われます。一口飲むと、カルーアコーヒーリキュールの芳醇な香りが広がり、生クリームの濃厚なコクが口の中に広がります。牛乳が、甘さをまろやかにし、全体のバランスを整えています。まるでコーヒー味のシェイクのような、濃厚で甘い味わいが特徴です。 -
パリジャン|カクテルレシピ・作り方・特徴|ドライジン + ドライベルモット + カシスリキュール
パリジャンは、20世紀初頭にフランスで誕生したとされるクラシックカクテルです。フランスらしいカクテルを求める中で、地元の特産品であるカシスリキュールを使ったものが生まれました。クレーム・ド・カシスの甘さがジンのドライな風味を引き立て、ドライベルモットが全体のバランスを整えています。甘さと酸味が絶妙に絡み合い、飲みやすさと深みを兼ね備えた味わいが特徴です。 -
ワンモアフォアザロード|カクテルレシピ・作り方・特徴|ブランデー + コーヒーリキュール + ミルク + 卵白
カクテル名「 ワンモア・フォア・ザ・ロード One more for the road 」とは、「 帰る前にもう一杯 」や「 もう一回○○をして帰ろう 」といった意味があるらしく、友人などをもう少し付き合わせるときに使ったりする言葉です。ブランデーをベースとした甘口のカクテルです。その名の通り、「 あと一杯だけ 」という意味が込められており、食事の後にゆっくりと味わいたい時にぴったりの一杯です。コーヒーリキュールと牛乳を加えることで、芳醇な香りとまろやかな口当たりが特徴です。 -
フレンチコネクション|カクテルレシピ・作り方・特徴|コニャック + アマレット
「 フレンチコネクション 」とは、1930年~1970年まで実在した麻薬の密売ルートのことです。カクテル・フレンチコネクションの魅力は、そのシンプルさと風味のバランスにあります。ブランデーの深みのある味わいとアマレットの甘くナッティな風味が絶妙に調和し、リッチで滑らかな飲み心地を楽しむことができます。材料が少ないため、作り方も簡単で、ブランデーの香りとアマレットの甘みをシンプルに味わいたい時にぴったりのカクテルです。 -
ルビーカシス|カクテルレシピ・作り方・特徴|カシスリキュール + ドライベルモット + トニックウォーター
ベースのお酒はベリー特有の甘酸っぱさと濃い甘味が特徴のクレーム・ド・カシスを使い、ニガヨモギなど何十種類ものハーブを白ワインに漬け込んで製造されたドライベルモットを合わせ、キニーネ( キナの樹皮を精製した成分 )を使い程よい苦味をもった炭酸飲料のトニックウォーターで割ったレシピで、ドライベルモットがクレーム・ド・カシスの甘味を丁度良く抑え、スッキリとした味わいを生んでいます。 -
ジン アンド イット|カクテルレシピ・作り方・特徴・由来|ドライジン + スイートベルモット
ジン&イットは、ジンが主流のスピリッツとして人気を博していた時代に生まれたシンプルなカクテルです。特に禁酒法時代( 1920~1933年 )のアメリカでは、密造酒の荒々しさを和らげるためにベルモットが使われることが多く、ジン & イットのようなカクテルが好まれました。甘味を感じられるオールド・トム・ジンに、甘味が強めのスイートベルモットとの組み合わせなので、甘口のカクテルだったそうです。そしてこのカクテルは、その後カクテルの王様と呼ばれるマティーニの原型になったカクテルとされています。 -
チャーチル|カクテルレシピ・作り方・特徴・由来|ウイスキー + スイートベルモット + ホワイトキュラソー + レモンジュース
今回紹介したカクテル「 チャーチル 」は、1940年~1945年と1951年~1955年の2度イギリスの首相を務めた元軍人の政治家である「 ウィンストン・チャーチル 」の名前をそのまま使い、敬意を持って考案されたカクテルです。カクテルは自体は、芳醇さとピート香が特徴的なスコッチ・ウィスキーをベースに、ニガヨモギや数十種類ものハーブを白ワインに漬け込み熟成や着色などで甘味を出したスイート・ベルモット、オレンジの果皮をスピリッツに漬けこんだホワイトキュラソー、柑橘系酸味のライムジュースを合わせたレシピで、スコッチ・ウィスキーの爽やかな香りに、甘味と酸味が合わさっており、ウィスキーとベルモットの香りとバランスの取れた甘味と酸味が上品な味わいが印象的なカクテルです。 -
サンバレー|カクテルレシピ・作り方・特徴|バーボンウイスキー + ストレートティー
今回紹介したカクテルは、ウィスキーと紅茶というあまりお店などでも見かけない組み合わせです。バーボン・ウィスキーの芳醇な香りとコク、そしてバーボン特有の力強い風味と、あっさりとした口当たりに、香り高い紅茶を合わせたレシピで、意外にウィスキーと紅茶の相性は良く、ゴクゴクと飲めてしまうテイストをしております。レモンスライスを入れてレモンティーにしたり、紅茶を温めてホットティーにしたり、ウィスキーも紅茶もミルクとの相性が良いので、ミルクティー風もでき、様々な楽しみ方があります。 -
オレンジブルーム|カクテルレシピ・作り方・特徴|ドライジン + ホワイトキュラソー + スイートベルモット
その名の通り、オレンジを使ったホワイトキュラソーを使っていることからその名前が付いたのではないかと思われます。スイートベルモットとホワイトキュラソーの甘味が飲み口を良くしており、ドライジンが飲みごたえとサッパリさを加えているカクテルです。