ショート・カクテル– category –
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アーミー&ネイビー|カクテルレシピ・作り方・特徴|ドライジン + アーモンドシロップ + レモンジュース
ネーミングを日本語にすると「 陸軍と海軍 」になります。 この名前が付いた由来は、1890年代からアメリカの陸軍士官学校と、海軍士官学校の間でフットボール対抗試合が行われていて、その後に戦地へ赴く前のラストマッチを記念して考案されたという説があります。カクテルの特徴は、スピリッツ特有の飲みごたえと辛口ドライジンをベースに、オルゲートシロップと呼ばれる濃厚で脂肪分があるアーモンドシロップと、柑橘系酸味のレモンジュースを加えたレシピで、オルゲートシロップの強烈な甘味が目立ちながらも、ドライジンの風味とレモンの酸味が微かに感じられるカクテルです。 -
ネイキッド & フェイマス カクテル|カクテルレシピ・作り方・特徴|メスカル + シャルトリューズ + アペロール + ライムジュース
ネイキッド & フェイマスの魅力は、そのバランスの取れた複雑な味わいにあります。テキーラの力強さ、イエローチャートリューズのハーバルでスパイシーな風味、アペロールのほろ苦さ、そしてライムジュースの爽やかな酸味が絶妙に組み合わさっています。一見するとシンプルなレシピですが、飲んでみると非常に奥深い味わいが感じられるカクテルです。 -
メスカルマルガリータ( メスカリータ )|カクテルレシピ・作り方・特徴|メスカル + アガヴェシロップ + ライムジュース
メスカルマルガリータの魅力は、そのスモーキーな風味と、ライムジュースの爽やかな酸味、トリプルセックの甘さが絶妙に調和する点にあります。メスカルの独特な香りと深い味わいが、クラシックなマルガリータを一段とユニークにし、大人のカクテルとして楽しむことができます。 -
ゴールデン マルガリータ|カクテルレシピ・作り方・特徴|テキーラ + オレンジキュラソー + レモンジュース
基本のマルガリータは、ブランコテキーラ( シルバーとも言う )を使用することが一般的ですが、ゴールデンマルガリータはより熟成感のあるゴールドテキーラを使う点が特徴です。これにより、テキーラの味わいが深まり、バニラやキャラメルのようなニュアンスが加わります。それに加えてホワイトキュラソーからオレンジキュラソーに変えることで、黄金色に近いことがこのカクテルの特徴です。 -
ジャマイカジョー|カクテルレシピ・作り方・特徴|ラム + アドヴォカート + コーヒーリキュール
ジャマイカと言えば、カリブ海のビーチ、レゲエミュージック、コーヒー、そしてラム酒が有名です。 今回紹介したカクテル、ジャマイカジョーは1948年に、イギリス・ロンドンで開催されたジャマイカ・ラム・カクテルコンペティションで優勝した一品です。サトウキビを主原料につくられたスピリッツのラムをベースに、卵黄と少しのバニラを原料につくられたクリームリキュールのアドヴォカートと、コーヒーの香りと甘味が特徴的なコーヒーリキュールを加えたレシピです。 -
カジノ|カクテルレシピ・作り方・特徴|ドライジン + レモンジュース + マラスキーノ
カジノとはご存じの通り「 賭博場 」のことです。 このカジノという言葉は元々はイタリア語のCasa( 家 )という言葉から生まれた言葉らしく、現在では英語圏であっても「 カジノ Casino 」で通じる言葉として使われています。カジノの味わいは、ジンのクリアでボタニカルな風味と、マラスキーノリキュールの甘さ、レモンジュースの酸味が調和したバランスの良さが特徴です。ジンの香りがまず際立ち、続いてマラスキーノのほんのりとしたフルーティーさが感じられ、レモンジュースの爽やかな酸味が全体を軽やかに仕上げます。 -
オレンジブロッサム|カクテルレシピ・作り方・特徴・由来|ドライジン + オレンジジュース
オレンジブロッサムの「 ブロッサム Blossom 」とは、「 花 」、「 開花 」という意味があり、動詞だと「 花開く 」や「 咲く 」という意味です。このカクテルは「 オレンジの花 」という意味になります。一口飲むと、まずはオレンジの爽やかな甘さが広がり、その後にジンのハーブやスパイスのニュアンスがほのかに感じられます。これらが絶妙に溶け合い、フルーティーでありながらしっかりとしたコクを感じる味わいが楽しめます。口当たりが滑らかで後味もさっぱりしているため、飲み飽きることがありません。 -
ソウルキス|カクテルレシピ・作り方・特徴|ベルモット + デュボネ + オレンジジュース
ソウルキスとは「 魂が震えるキス 」という意味だそうで、俗語で「 ディープ・キス 」のことです。濃厚で甘いキスという事をイメージしたカクテルで、スイート・ベルモットとオレンジジュースがフルーティーでハーブ感のある甘味を出し、デュボネが微かな苦味と甘味を加え、ドライ・ベルモットが全体を爽やかにしている一品です。まさに名前の通りのカクテルで、オレンジジュース以外はフレーバード・ワインを使っていて、香りを爽やかにしているところも飲みやすくなっている点です。 -
ケンタッキー|カクテルレシピ・作り方・特徴|ウイスキー + パインジュース
ケンタッキーの味わいは、バーボンの甘さとパインの甘酸っぱさによる軽やかさが絶妙に調和しています。バーボンのリッチな風味が土台となり、パインジュースのフレッシュな酸味が加わることで、甘すぎず、爽やかでバランスの取れた味わいを楽しめます。バーボンのコクがありつつ、ライトで飲みやすい仕上がりになっています。 -
クールバナナ|カクテルレシピ・作り方・特徴|バナナリキュール + ホワイトキュラソー + 生クリーム + 卵白
「 クールバナナ Cool banana 」とはそのまま訳すると「 冷たいバナナ 」ですが、本来は英語のスラングで「 良好だよ 」「 上手くいってるよ 」といった意味で使われています。カクテル自体は、フルーティーな甘味のクレーム・ド・バナーヌとホワイトキュラソーを同量使い、コクとまろやかさの生クリームと卵白を加えたレシピで、ミックスジュースに近いテイストに仕上がっています。ジュースのような口当たりではありますが、しっかりとアルコール度数もありますので、飲みごたえも感じられる一品です。 -
ライジングサン|カクテルレシピ・作り方・特徴|テキーラ + シャルトリューズ + ライムジュース
今回紹介した ライジング・サン とは、1963年「 調理師法施行10周年記念カクテル・コンクール 」で厚生大臣を受賞したカクテルで、考案者は「 今井 清 」氏です。独特の風味を持つテキーラをベースに、美しい黄色とハーブの香りのシャルトリューズ・ジョーヌ、柑橘系酸味のライムジュースを加えたレシピで、シャルトリューズ・ジョーヌの強めのテイストをテキーラの風味とライムジュースの酸味が調和して爽やかさを生み出しているカクテルです。また塩スノースタイルがあることで、さらにカクテルの個性を出しており、唯一無二の風味に仕上がっている一品です。 -
シャークストゥース( ショート )|カクテルレシピ・作り方・特徴|ラムベース
今回紹介したカクテルは何といっても材料がほぼダークラムでできているところと、アクセントに5種類もの材料が使われているのが最大の特徴です。名前の意味は「 鮫の歯 Shark teeth 」なのですが、由来や誕生時期などは不明です。 同じラムベースで同じ名前のシャークストゥースがありますが、レシピに共通点がラムベース以外ないため、おそらく別物のカクテルではないかと思われます。