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ジン ベース

ジン・フィズ|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ジン・ソーダ )

1888年アメリカ・ルイジアナ州・ニューオーリンズの「 インペリアル・キャビネット・サロン 」で誕生しました。 考案者は「 ヘンリー・ラモス 」氏がレモンスカッシュにジンを入れたことが始まりとされています。カクテル自体は、ジュニパーベリーを主原料とした辛口のジンをベースに、柑橘系酸味のレモンジュースと砂糖の甘味を加え、爽快感あるソーダで割ったレシピで、爽やかで飲みやすく、飽きも来ないことから、長年飲まれ続けています。

ブランブル|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ドライジン・レモンジュース・クレームドミュール or カシスリキュール )

1984年イギリス・ロンドンにあるBAR「 フレッドクラブ 」のバーテンダーによって考案されました。イギリス国内で人気が高まり現在では毎年世界クラシックカクテル・セールスランキングに選出されるほど定着しているジンベースの定番カクテルです。ドライ・ジンの辛味、キレに柑橘系酸味のレモンジュースを加え、爽やかな酸味と滑らかな甘味が特徴のクレーム・ド・ミュールをかき氷のシロップのようにかけたレシピで、酸味と甘味を爽やかに楽しむことができながら、お酒の飲みごたえもしっかりあるカクテルです。

ジン・ジン・ミュール|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ジン・ライムジュース・ミント・ジンジャーエール )

日本での認知度は低く、あまり飲んでいる人は見かけません。しかし毎年発表されている世界クラシックカクテル・セールスランキングに度々選出されている定番カクテルで、世界中では多くの人に飲まれている定番人気カクテルです。カクテル自体はジンバックとモヒートの中間のようなカクテルで、ドライ・ジンの飲みごたえにミントの香り、ジンジャーエールの辛味と炭酸の爽快感が合わさり、爽やかさと飲みやすさ、そして飲みごたえがマッチしシンプルなので飽きも来ないカクテルです。

ブラッド・ハウンド|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ジン・ドライベルモット・スイートベルモット・イチゴ )

「 ブラッドハウンド Bloodhound 」とはベルギー、フランス、イギリス原産の犬種で、警察犬や狩猟などで活躍しています。 カクテル自体は辛味と飲みごたえのドライ・ジンをベースに、ハーブの香りと辛味が特徴のドライ・ベルモット、カラメル風の甘味とハーブの香りのスイート・ベルモット、そしてイチゴをフローズン・スタイルでのむカクテルです。イチゴのフルーティーな甘酸っぱさがこのカクテルを飲みやすくし、ドライ・ジンが飲みごたえを出し、ベルモットが奥深さや香りを演出している一品です。

ロングアイランド・アイスティー|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ジン・ウォッカ・ラム・テキーラ・ホワイトキュラソー・レモンジュース・コーラ )

今回紹介したカクテル「 ロングアイランド・アイスティー 」は1970年~1980年頃に、アメリカのバーテンダー「 ロバート・バッツ 」氏が考案しました。 このカクテルの名前の中の「 ロングアイランド 」はアメリカ・ニューヨーク州・ロングアイランドで、「 アイスティー 」は紅茶を一切使わずなぜかアイスティーの味わいと色を出していることからこのネーミングになったと言われています。 カクテル自体はジン、ウォッカ、ラム、テキーラという世界4大スピリッツを全て使っており、そのスピリッツをレモンジュースの酸味とコーラの甘味と爽快感で割ったレシピで、レモンジュースとコーラが飲みやすくしてはいますが、アルコール度数は高めなので、飲み過ぎには注意が必要です。

フレンチ 75|カクテルレシピ・作り方・特徴・由来を解説( ドライジン・レモンジュース・シュガーシロップ・スパークリングワイン )

今回紹介したフレンチ75というカクテルは、第一次世界大戦時にフランス・パリの「 ハリーズ・ニューヨーク・バー 」で生まれました。 フランス軍の勝利を祈願して考案されたようです。フレンチ75の「 フレンチ 」はフランスのことで、75とは当時フランス軍が採用した野砲 M1897の口径75mmに由来しています。 カクテル自体は辛口とキレがあり、ジュニパーベリーの香りが特徴的なドライジンを使い、柑橘系酸味のレモンジュースと、シュガーシロップで甘味を加え、スパークリングワイン( またはシャンパン )で割ったレシピです。

シルバー・フィズ|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ドライジン・レモンジュース・ソーダ・卵白 )

同じジンベースのカクテル「 ゴールデン・フィズ 」というカクテルがあります。 今回紹介したシルバー・フィズは、ゴールデン・フィズから派生したバリエーション・カクテルです。 ドライ・ジンの辛味飲みごたえに、レモンジュースの柑橘系酸味を加え、ソーダで割った爽やかさが特徴のジン・フィズに卵白を加えることで、少しのコクとまろやかさが加わり、爽やかで飲みごたえがあり、微量の甘味も感じられるので、飽きがこず、飲みやすいカクテルです。

ジン・デイジー|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ドライジン・レモンジュース )

ジン・デイジーのデイジーとは「 ひな菊 」のことで、数あるカクテル・スタイルの中にデイジー・スタイルというのがあり、そのスタイルの元祖となったカクテルが今回紹介したジン・デイジーです。辛口のドライ・ジンをベースに、柑橘系酸味のレモンジュースを混ぜ合わせ、ざくろのシロップであるグレナデンシロップをアクセントに加え、それをクラッシュ・ド・アイスの詰めたグラスヘ注ぐレシピで、キレのあるドライ・ジンが飲みごたえを、レモンジュースが酸味を、グレナデンシロップが微かな甘味を出し、それらが合わさってスッキリとした飲み口が特徴のカクテルに仕上げています。

ネグローニ|カクテルレシピ・作り方・特徴・由来を解説( ドライジン・カンパリ・スイートベルモット )

1919年に「 カミーロ・ネグローニ 」伯爵がロンドンへの最後の旅の記念に、それまで愛飲していたカクテル「 アメリカーノ 」にソーダではなく、ジンを少量入れるように注文したことが始まりと言われています。 ジンのキレと飲みごたえを感じながら、甘味と苦味をハーブ感ある香りと共に楽しめる一品で、食前酒だけではなく、いつでも楽しめるおすすめのカクテルです。またシェークをしないため、お家でも簡単につくれるレシピなので、特におすすめな一品です。

ジン・ソニック|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ジン・ソーダ・トニックウォーター )

ジンの特徴である辛味、アルコール感とほのかな香りを、ソニックスタイルで割ったレシピで、ガツンとくるアルコール感に、ジンのほのかな香りを感じながら、トニックウォーターの苦味と爽快感を楽しむカクテルです。 風味と作り方両方ともシンプルなので、お家カクテルのレシピに加えてみてはいかがでしょうか? 楽しみ方として、ライムカットをマドラーで潰し、自分好みの酸味を出しましょう。他にはジンをドライ・ジンからオールド・トム・ジンに変えて甘味を加えるのもおすすめです。